汗疱の基礎知識

汗疱(かんぽう)は、異汗性湿疹と呼ばれることもあります。白癬菌症(はくせんきんしょう/水虫のこと)に似ているため、自分で判断すると間違うことがあります。

なので、汗疱らしき症状が現れたら皮膚科へ行って診断してもらったほうが良いです。
(汗疱だと思ったら白癬だった、またその逆もありますし。)

手や足が見苦しくなっていて、なんとなく皮膚科に行くのが憂鬱…という方もいるかもしれません。

でも、考えてみてください。皮膚科の医師は、毎日毎日何十人、何百人という患者さんを診ています。いろいろな症状を日々診ている医師が、あなたの症状を見て、とやかく言うことはまずありません。

がしかし!!勇気を持って皮膚科へ出向いても、「誤診」もかなりあるそうです。油断ならないですね…。
ではいったいどうしたらいいのか。

そもそも汗疱というのは、皮膚の水分代謝の問題で、汗が皮膚から出にくくなって水疱ができることみたいです。(医者ではないので「みたいです」とあいまいな感じですみません;)

この水泡が痒みを伴う。ここで掻いてしまって皮がペロンと剥けたのが、水虫のように見えてしまうらしいです。

皮膚科にいき、白癬と診断されたが実は汗疱だった場合、白癬と汗疱では根本的に違うため、処方された薬は効かないはずです。

もしも、処方された薬が効かなかったら、皮膚科を変えて再度診断してもらうのもひとつの手でしょう。

思い込みだけで汗疱と思うのではなく、まずは自分の本当の病状を知ることが大切です。

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